恋ヶ窪村分水は、東京都国分寺市にある、明暦3年(1657年)に開削された玉川上水の分水です。国分寺村、恋ヶ窪村(現在の恋ヶ窪)貫井村(現在の小金井市)の3つの村が幕府に願い出て開削し、恋ヶ窪村へ水を引いた堀跡です。
この分水は、玉川上水の分水としては規模が大きく、緑地内の堀の幅は上端部で約6~9メートル、堀底で約50センチメートル、深さは約5メートルで、堀底は北から南に向かって低く傾斜しています。
恋ヶ窪村分水は、水田の灌漑用水として昭和40年代まで利用されてきました。その後、大部分は暗渠となり姿を消しましたが、恋ヶ窪用水路周辺緑地内に空堀の状態で保存されており、歴史と自然が融合した貴重な水路として、散歩コースや桜の名所として多くの人が訪れています。
施設概要
施設名 | 恋ヶ窪村分水 |
所在地 | 国分寺市西恋ヶ窪1丁目47 |
電話番号 | 042-300-0073 |
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交通 | JR武蔵野線「西国分寺」徒歩10分 西武国分寺線「恋ヶ窪」徒歩12分 JR中央線「国分寺」徒歩20分 |
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